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2014年4月10日 (木)

小さな嘘

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さて、やっと終わった春休み。
そして、卒業に向けて最後の一年がスタート!

三年間通った通学バスのバス停での一コマ。
ここで桜を見るのはきっと最後になるんだろうな。

昨日のこと。

いつものように、放課後児童デイの送りで家に帰って来たあつや。
送っていただいたヘルパーさんが 「あの・・」 と何か言いたうに切り出した。

「あつや君は携帯を持っているんですか?」

話しを聞いてみると、デイサービスでの仲良しのお友達に、携帯の番号を教えてもらったようで、そのお友達があつや君のも知りたがっている。あつや君は携帯を持っていると言っている。その子はあつや君からの電話やLINEを待っている・・・。(LINEもできると言っているらしい)とのこと。

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「いえー、あつやは持っていませんよ。

・・・ きっとその子に合わせたい、嫌われたくないと嘘をついているんでしょうね」

「そんな嘘をついて逆に嘘つきになって嫌われるかもしれないのに・・・」

「そうなんです。でも、とっさに嘘をついてしまうんです。そして、それを取り繕うために私やお兄ちゃんの携帯を勝手に使ったりしてしまうんです。」

嘘に嘘を重ねていく悪循環。

ほんと、あつやの弱いところ。

「その子には、あつやは携帯を持っていないとヘルパーさんから説明してあげてください。」
とお願いしておきました。

そして、しばらく様子を見ながら、落ち着いているタイミングを見て、

「あつや、お友達に携帯持ってるって嘘をつくことないねんで」
と言うと、
「そうなん?」 との返事。
あつやにとっては、話をあわせた方がいいという感覚なのかな・・・。
「持っていないことがわかったら、あつや君嘘つきやって嫌われちゃうんやで?その方がイヤやろ?」
「そーやなぁ」
「携帯、持っていないといけないものじゃないからね。持っていなくてもいいんだから。嘘をついてまで持ってるって言わなくていいんやで」
「そっか。わかった」

素直に聞いてるあつやを見てると、あつや自身も困っていたのかなぁと思う。

もうこれ以上嘘つかなくていいんだ、と安心したのかも知れない。

決して悪気があって嘘をついたわけじゃないんだよね。
でも、プライドが邪魔してそれを訂正もできない。

早く気付いてあげてよかったのかも。


小さなことだけど、日ごろのやり取りで「あれ?」と思うことが後々お互い傷ついたりしないように。

こういった見守りが大切だと思ってる。


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