« 聞いてないし | トップページ | 野球で始まり野球で終わり »

2009年5月 3日 (日)

私の甘えと覚悟

GWが始まる前に、心痛む出来事がありました。

記事に書かないと前に進めないと思いながら、どう書けばいいのかすごく悩んでいます。

だけど、逃げてはいけない現実。

書くことで私の中で消化できますように・・・。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

ある場所へあつやを連れて行きました。

知っている方ばかりでの一日。

大人はたくさんいましたが、そこで遊んでいる子供は、あつやと小さい男の子だけ。

2人は楽しそうに遊んでいるように見えていました。

2人が停めている車で遊ぼうとしているとき、ドアを閉めようとしたら男の子のお母さんは「閉めたらあかん」と何度も注意をしていました。

私はそれを、開けたり閉めたりしていたら指を挟むかも知れないから注意しているんだな、とくらいにしか受け止めていませんでした。

一旦、そのお母さんと男の子は先に帰ってしまいました。

そして、夕方会ったときに、そのお母さんから「話があるんだけど」と声が掛かりました。

聞くと、昼間に男の子がお母さんのところに

「あっちゃんとえっちしていい?」

と、聞きにきたそうです。耳を疑ったお母さんは、あつやに「そんなこと言ったらあかん」と叱ったそうです。

私はそんなこと全然知りませんでした。

まずは謝り、叱ってくれてありがとう、と伝え、そんなん言わんようにこれから気を付ける、と言いました。

だけど、私もあつやから「えっち」という言葉がでるなんてすごく驚きで、どこで覚えたのかも分からないし、どんな知識で言っているのか検討もつきません。

ただ、7歳児の知能のあつやにとって、受け止め方も7歳児レベル。興味本位で言ってしまったかも知れないけれど、遊びの感覚で言ったに過ぎないことを分かってもらおうとしました。

だけど、それは伝わりませんでした。

興味本位にしろ、知的に遅れていたとしても、幼稚園児の子供にそんな言葉を使ったこと自体許せないようでした。

確かに、言ってしまった事実は消せないでしょう。

それが罪だというのなら、謝罪するしかありません。

「だから、何度も閉めたらあかん、って注意してたやろ?」って言われました。

それを言われて初めて知った事実。

なんでそのときに言ってくれなかったのか、すごく悲しくなりました。

私は甘えていたようです。

あつやを知っている大人と一緒に過ごしていれば、私が見ていないときに他の方があつやのことで気付いたことがあったら、知らせてくれたり叱ってくれたりしてくれると。

そのときに言ってくれたら、私もすぐに叱れたし、あつやを注意して見る事もできたでしょう。

できたらすぐに言って欲しかった。。。

「閉めたらあかん」という現地での台詞は何度も聞いていました。

だってそばに居たんです。

そういう理由があったとも知らずに。

「もう触られているかも知れない」「もうあっちゃんをそういう目で見てしまう」

私にそう言ったそのお母さんにとっては、「えっちしよか」って言ったあつやのことは許しがたいことで、すでに手遅れだったということですよね。

そこに居たのは被害者の親と加害者の親、そのものでした。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

あつやから「えっちしよう」と誘った真意は確認することはできません。

12年生きているのですから、どこで情報を得ているのかも分かりませんし、そういう言葉に触れることがあってもおかしくないでしょう。

ただ、私にとっても今回のことはすごくショックでした。

遊び感覚であったにせよ、そうやって誘おうとした。

2人だけだったら、どこまでエスカレートしたか私にもわかりません。

今はまだ子供だから余計な心配だと思うかも知れないけれど、あつやが大きくなったときに同じことをしないとも限りません。

成人になってから同じことを言ったりしたら・・・それは間違いなく罪です。

あつやに罪の重さを教えること・・・・これが一番難しいのです。

過去に、知的障害者が幼い子供を家に連れ込み、お風呂で死なせてしまったという事件がありました。

この事件の加害者とあつやの違いはないように感じるのです。

行き当たりばったりの感覚で行動して取り返しの付かない事態に発展する・・・・。

知的障害児を持つ親の一番恐れていることなのかも知れません。

あつやは都合の悪いことは言いません。嘘もつきます。見え透いていても、嘘を突き通したり、ごまかし続けます。

PWSならではの行動ですよね、これ。。。

きっと、この部分は「治る」とか「改心する」とか「大きくなったら分かる」とかではない、と思っておかなければならないんです。

だからこそあつやには、「自立」を求めるのではなく、「落ち着いて生活できる環境」を探してあげることが必要なんだと思います。。。

ただ、これは全てのPWSの方々に当てはまると言っているわけではありません。

あつやに対しての私なりの覚悟なのです。

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

↓ランキングに参加しています。クリックしてってください。

にほんブログ村 病気ブログ 先天性の病気へにほんブログ村 料理ブログ 家庭料理へにほんブログ村 主婦日記ブログ 40代主婦へブログランキング・にほんブログ村へ

« 聞いてないし | トップページ | 野球で始まり野球で終わり »

コメント

母親としてはショックを受けますよね。私は60歳で、子供は成人し長男は一児のパパになりましたが、成長の過程ではセックス(はっきり書いてしまおう]についてはハラハラしどおしでした。父親は息子が6歳のとき出て行きました!!から、女親の私は?の連続。セックスに興味持つのは当たり前だ・・・と居直って少々のことには知らん顔していました。相手のお母さんも神経質すぎるのではないかと思います。人間・・・セックスに興味もつのは自然なことです。

それはGWを前にショックなことでしたね。
で、思い切って記事にしてくれてありがとうございます。
うちはきっかけがなく、まだそういう話をしたことがないのですが、男の子だし、年齢的にそろそろ教えたほうがいいのかな…と考えていたところでした。

TVでもそういうシーンはたくさん観てるし、情報はいっぱいです。
それに人間として、この年齢でそういう興味を持ちはじめることは自然な流れですよね。たとえ知的に遅れていても、身体や心は年齢なりに成長しているだろうし。

今回、遊びの感覚で言ったことにしろ、それが遊びで言っていいことではないこととか、きちんと教えるきっかけになるのかな?って思いました。

特別支援学校ではそういうことも教えていたりするだろうから、先生に相談すると適切なアドバイスをもらったり、指導してもらえるかもしれませんね。

どうか、これがあつやくんにとっていいきっかけになることを祈っています。

新学期がスムーズにスタートしたと思ったら、思わぬ事態になってがっくりしたでしょ。

こんなことの繰り返しですから、めげないようにね。

まず、あつやくんにとって「えっち」ということはどういうことかの正確な確認が必要かなと思います。
いまどきの小学生男子がどの程度の感覚で捉えているのかが分からないことには、対処がわからないとおもうのですよね。
お兄ちゃんに聞いてもらう方が、もしかしたらいいかもしれませんね。


こんにちは。
知的障害を持つ子の親として、
私自身、必ずこうしたトラブルで悩むことになるのだと思っています。
本当に難しく、つらい問題ですよね。

相手に対する謝罪の気持ちと、
偏見による苦しみも味わいながら、
目を背けてはいけない問題を抱え続ける我が子が
社会の中で生きていく術を探すことは
親の責任であることは間違いないものの相当重たいです。

何の対処法も持ち合わせておらず申し訳ありませんが、
平凡な毎日に突然起こるあらゆるトラブルに悩み抜き、
責任をもつ覚悟をあらためて決めるきっかけになりました。
ありがとうございました。

はじめのコメントでは書きませんでしたが、もう一人子供がいて、娘ですが成人して心の病になりました。
男性を求める気持ちは当然あります。でも、結婚はまだ無理。ボーイフレンドも。厳しい現実を抱えています。娘が不憫です。

こんなご時世だから、むこうの親の過剰反応になってしまう気持ちもわかるし、難しいね。

あっつんてば、中学の時、ダウンちゃん女子(小学校からの同級生です)とチューをしたらしく、
お母さんから電話もらったのを思い出しました。

ダウンちゃんも妄想一直線な時期だったし、恋とか愛とか、そういうのを楽しみたい思春期だから、「まぁ、お互い気をつけましょう」で終わりましたが・・。
あっつんには、「好きでも無理矢理とか、みんなの前とかで、そういうことはしてはいけません。
つかまります!」と言ってあります。

たぶん、hiyoさんがショックなのは、あつやくんの状況より、そのお母さんがその場で言ってくれなかったことですよね。

いろんなお母さんがいますって。
私の経験では、それくらいしか言えなくて、すみません。
学校の先生や地域の支援センターの方なんかに相談してみてもいいと思います。

オリーブさん

こんばんわ。
コメントありがとうございます。
もう成人した息子さん、娘さんがおられたんですね。
オリーブさんの言うように性については遅かれ早かれ興味を持つのが自然なことだと思います。
だけど苦情として言って来ている以上は謝罪しないとその場は収まりませんし。。。
性について遊び感覚で行動することはいけないんだよ、とあつやに教えてあげられるきっかけになったと思っています。
娘さんは回復に向かっておられるのでしょうか。
どんな言葉をかければいいのか分かりませんが、あせって結果が出るものではないものですし、いつか娘さんが幸せをつかめるようになれる日が来ることを祈っています。

うららさん

こんばんわ。
コメントありがとうございます。
正直、記事にすることから悩みましたし、書きながらも悩みました。だけど、あつやを語る場で避けてはいけない現実を書かないわけにはいかないと思い、記事にしてしまいました。
読んでいただいてくれている方々の反応も怖かったのですが、まさかうららさんのようにお礼を言ってくださる方がいるなんて思ってもみなかったので、すごく救われた気持ちになりました。
ありがとうございます。
今回のことは、私にとってはいい勉強になりました。あつやにも性について話ができるいいきっかけになったとも思っています。
今、あつやが性について興味を持ち始めている証拠ですよね。この時期に適切な指導とアドバイスをもらうことは必要なのかも知れませんね。
一度先生と話をしてみます。
ありがとうございます。

ゆみママさん

こんばんわ。
コメントありがとうございます。
大丈夫。一日目はめげましたが、今は立ち直っています。(笑)
あつやに「えっち」の意味を確認してみましたが、説明は難しいようです。
「えっちしよって何しようと思っていたん?」って聞いても「う~ん、わからん」って首をかしげるし。。。
でも、そういえば最近「赤ちゃん、どうやって産まれるかわからん!」「赤ちゃんの作り方知らんもん!」とか言ってむきになることが時々ありました。
何で急にそんなこと言い出したのかな?と思っていました。どこかで見たり聞いたりしたのは確かですね。
養護学校の先生と連携をとってあつやに遊びで言ったりしたりしてはいけないこと、教えて行きたいと思います。
お兄ちゃんのアドバイスをもらうというのは・・・sweat02
私自身、お兄ちゃん達と性の話をする勇気がまだありません
~(°°;)))オロオロ(((;°°)~

hiroパパさん

こんばんわ。
コメントありがとうございます。
そして、お気遣いもありがとうございます・・・。この記事を書いたことで同じ問題を共感していただいてすごく救われました。
私自身、あつやの親としてあつやを守るのは私たちなんだと改めて覚悟するきっかけにもなりました。
そして分かったのは、主観的に言ってくる人の周りには客観的に見ている人がいて、その中には私の話を聞いてくれる人や励ましてくれる人もいる、という世の中捨てたもんじゃないという現実。あつやを一緒に守っていかなきゃって思ってくれる人もいてるって確認できたことはよかったです。
まだまだ色々なことがあるんでしょうけれど、ひとつひとつがあつやの将来を考えるためのヒントになるんだと思って受け止めていこうと思います。

ぱっそ子さん

おはようございます。
コメントありがとうございます。
あっつん、女の子にチューですか。w(゚o゚)w
なるほど、思い出されるのも納得です。
私もあつやに「~~してはいけません、つかまります!」と言うことがよくあるな~って思いました。(「つかまります!」が平仮名なのがすごく共感!)
問題にぶつかるたびにこうして繰り返し教えていくことしか出来ないですよね。
こういう子供達の親としての試練(?)だと思うほかないのでしょう。
あつやにとっても私にとっても勉強です。
そうですね、正直「言ってくれなかった」ことのショックが一番大きかったですね。知らない人じゃなかっただけに。
相手次第ではぱっそ子さんとその女の子のお母さんのような会話で解決できたことかも知れませんが、本当にぱっそ子さんの言うようにいろいろな親御さんがいてます。
みんな我が子がかわいい。その人も我が子を守る気持ちで向かってきたのでしょうしね。
でも、聞いてくれる人や励ましてくれる人もいてたし、いろんな形で消化できた・・う~~ん、まだ「できそう」の段階かな。
でもあとは時間が解決してくれそうです。
機会を見つけて先生にも相談してみようと思います。

小学校高学年になると、割とリアルな性教育の授業がありますよね。
今思い出したのですが、ゆみが図書館で外国の性教育の絵本を何度も借りていました。
多分、興味はあるけれど理解できなくて、何度も何度も借りてしまったんだと思います。

養護学校のバスの中は、毎日毎日トラブルばかりのようですよ。
トラブルがあって社会性が生まれてくるんですよね。

けんちゃんがついていてくれるから、大丈夫だよね。

ゆみママさん

私が小学校や中学校で教わったような性教育とはずいぶん進化(?)しているのは確かですよね。。。だけど、こういう問題が出てきたときが教え時なのかも知れません。
興味本位で間違った知識だけが植えつけられては大変ですからね。

外国の性教育の絵本ですか。
あつやもどこかの絵本か何かで知ったのかも知れません。。。だけど例えば興味を持った絵本で話をするのはいい方法かもしれませんねぇ。

はい、バスの中ではけんちゃんが付いててくれているので大丈夫だと思います
(^-^;

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 聞いてないし | トップページ | 野球で始まり野球で終わり »